こんにちは、バカップルです。
芯の家に来たはいいけど…。



ん~、今まであんまり好きにしたことないからなぁ~…。



「美優はいねぇの?」

「さっき、拓馬と遊んで来るから遅くなるってメール来た」

「そう」



芯の家で久しぶりにふたりきりだな…。



芯の部屋では俺の指定位置は三人掛けソファの右側。



真ん中に芯が座るからいつもイチャイチャしてる。



そんなのに慣れてしまってるからか、なかなか芯に手を出す雰囲気になれない…。



「あた、あたたた、あたし!!どうにか…されちゃうの?」

「あはっ!!今すぐどうにかしていいの!?」

「ダ、ダメ…。ドキドキする…」



ほらね、今だに緊張して身構える芯を見ると手を出せない。



でもそれを乗り越えなきゃ2回目なんて俺に訪れない!!



「司に見つめられるとドキドキして死んじゃう…」

「じゃあ死んじゃえよ」



カギはかかってるし。



今日は克服していただく。



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