こんにちは、バカップルです。
しばらくすると医者がやってきた。



若くてピチピチのイケメン医者を想像してたら、ヨボヨボの老人だったので一安心…。



とにかく俺はリビングで待機。



「あっ、司~!!」

「おかえり大地と美優。一緒だったのか」

「あたしが大地の塾まで迎えに行ったの」

「デートの帰りに?」

「で、デートじゃ…ないもん…ただお家に遊びに行っただけだもん!!」

「家行ったのか!?赤沢家!?」

「うん、すっごい大きかった…。化粧品いっぱいもらっちゃったよ!!」



拓馬の実家は化粧品会社だからな。



付き合ってんじゃねぇのか?



「お前らって付き合って」

「ないよ!!芯は!?」



話し反らしたつもりだろうけど、美優の顔が赤過ぎる…。



惚れたか。



よかったぁ~、俺を諦めてくれて。



「司ってカッコイイね」

「は!?お前大地か!?」

「司…司だぁ~!!」



テンションがおかしい…。



あの大地が俺に抱き着いてきた!!



芯みたいだ…。



< 410 / 622 >

この作品をシェア

pagetop