こんにちは、バカップルです。
リビングでテレビを見てる親父発見。



「なぁ親父、書庫にじいさん達の写真あったっけ?」

「あぁ、なにすんだ?」

「い、今の俺がどんななのかって比べてみたくて…」

「花梨に聞くのが一番だけどアイツ今日遅いからな…。適当な箱探せば中に入ってる」

「手伝って?」

「はぁ!?めんどくせ」

「親父は俺がデカくなんのが嬉しくねぇのか!!」

「仕方ねぇな…。書庫のカギ持って来い。俺の部屋にあるから」



実は親父も婿だったりする。



しばらく女しか生まれなかったらしく、祖父ちゃんも婿。



だから俺が生まれた時は超喜ばれたらしい。



親父の部屋から持ってきたカギで地下の書庫に入った。



泰司に電話っと…。



早く出せよ泰司。



「おっ、これって司の小さい時の写真だ」

「マジで!?ってか俺カワイイな…」

「花梨から生まれたのに祖父さんに似てんだもん。ショックだったわ…。まぁ花梨似だよな、司は」

「泰司は親父似じゃん」



成功したら俺に折り返すことになってるんだ。



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