こんにちは、バカップルです。
でもさぁ、全くその気になれない!!



「わりぃけどやっぱムリ…」

「それは試してから言ってくれる?」

「試すまでもないんだけど」

「わかんないじゃん?」



さ、触られてるっ!!



これが仕事だったらまた気持ちも違っただろうけど今はプライベートモードで…。



顔が引き攣る…。



「マジで……」

「その気になった?」

「ムリっ!!」

「じゃああの子がどうなってもいいのね?」



ムカつく。



芯をてんびんにかけられたらいちばん困る…。



だってアイツ、超頑張ってんだもん…。



俺が感心するくらい頑張ってんのに…。



芯をこのまま潰すなんてムリ…。



「昔みたいにすりゃあいいの?」

「うん」

「俺に気持ちがなくても満足か」

「満足だよ。破局しちゃえって感じだもん」

「泣くんじゃねぇぞ。俺はお前に優しくする気なんかねぇからな」

「どうぞ?」



ベッドに押し倒した。



あぁ、気持ち悪い…。



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