こんにちは、バカップルです。
俺が慌ててたらニコッと笑ったジェニファー…。



「ならいいの。司っていい男だね、さすがお兄ちゃん」

「あははははっ…」

「おい、お前。捨てられたくせに未練がましく縋りつくんじゃねぇよ情けない。それでもトップモデル?意地とか見栄があんなら司よりいい男見つけて見せびらかすくらいのことしてやりな!!」



ジェニファーってカッコイイかも…。



泰司、すっげぇ女と付き合ってんだな…。



「もういい!!もう出てって…」



泣きながらそう言うユウキを部屋に残して俺とジェニファーはホテルを後にした。



止まってた高級車にはジェニファーが雇ってる運転手がいて…。



「乗って乗って!!お兄ちゃん!!」



やたらテンションの高いジェニファーが俺を車に乗せた。



しかも『お兄ちゃん』って年上に言われてるし…。



「あぁ!!怖かったね!!」

「へっ!?」

「手、震えちゃった!!」



だ、誰?



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