こんにちは、バカップルです。
昔から仕事で一緒になってたみたいだし。



「どこにいんだよ」



イツキにホテルの名前と部屋番号を伝えて電話を切った。



ってかさ、なんでイツキがユウキと芯がメシ行ったこと教えてくれたんだ?



イツキが俺に?



普通、天敵に教えるか?



まさかイツキって…。



だから俺が気に入らなくて芯にちょっかい出したとか!?



ま、まさかな。



だってユウキがあっちに行ってから1年半は経つし。



イツキがユウキを好きだなんて…。



まさかのまさかですか!?



変な妄想ばっかりを膨らませて家に入った。



「司っ!!」



ソファで泣いてる芯と、その隣に座ってる要と泰司。



そうか、芯が泰司に言ったからジェニファーが来たのか…。



「泰司、お前の女、超カッコよかった」

「だろ?貸しなし」

「あぁ、あっ!!『愛してるって伝えて』だとさ」

「あのバカ女っ!!」



ひとまず芯をギューしよう…。



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