こんにちは、バカップルです。
【司】



ナオリン泣き上戸でいやになる…。



もう芯だってなんとも思ってねぇって…。



「直之君っ!!も、もっと飲みな!!つぐから!!」

「うん、ごめんな芯…」

「もういいの!!気にしてないから!!ねっ!?」



このまま潰れちまえ。



それにしても自然がいっぱいで島みてぇだな~…。



「ユカリン、芯と散歩してきていい?」

「いいけど迷わないでね?」

「うん。芯、星見に行こう」



ニコッと笑った芯が俺の手に飛びついた。



そのまま手を繋いでみんなから離れると、泣きたくなるくらいの星空。



疲れなんか吹き飛ぶわ…。



「島にいるときもいっぱい見たね!!」

「だな。懐かしい」

「カヨ姉さんそろそろ産まれるかな?」

「あっ、そうそう!!昨日産まれたって!!女らしいぞ」

「カヨ姉さんに似たら美人だね!!」

「要達と名前考えなきゃな~」



お見舞いにも行きたいけどイツキのせいで時間がない。



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