こんにちは、バカップルです。
感動するくらい幻想的で、星を見た時よりも泣きそうになった。



「カヨ姉の娘の名前、蛍にしよう」

「キレイな子になるね!!」

「却下される場合もアリで…」

「あたしは好きだよ~」



なんだかんだで俺達のキャンプしてるナオリンの別荘が見えて来てしまった。



もう少しふたりでいたいかも…。



「親父、着きそうだけどもうちょっと時間かかるから心配すんなよ?」

「あいよ~」



芯と歩くゴツゴツした足元。



ザーッという音を立てて流れる川の水。



これでまた思い出が増えた。



「こうして大人になってくんだな~」

「なにが!?」

「あっ、ちょっと雰囲気に呑まれてた…」

「なにそれ~!!」



好きなヤツと手を繋いで、キレイな物を沢山見て…。



芯が隣にいるだけで俺の住む世界がやたらカラフルになる。



こんな経験をずっとしていけるなら、やっぱり芯から離れたくないと思った。



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