こんにちは、バカップルです。
バカにされてもいいや。



本当のことだし。



「親父は?」

「仕事だから司が帰って来たら友達に部屋やれっておおせ付かっております」

「そう。じゃあコイツは要だからよろしくしてやれ」

「よろしく要君!!」



要は少し緊張しながらも泰司が差し出した手を取り握手してた。



そして腐るほどある空き部屋に要を案内してやって、残るは芯チャンの部屋。



「一緒がいいか別がいいか。どっちがいい?」

「一緒!?ネルノイッショダメヨ」



片言!?



緊張してんのか変なこと想像したのか…。



「俺は一緒がいいなぁ~?」

「だ、だって司と…寝たら…ヨダレ垂らせない!!」

「あはっ!!乙女だな!!」

「乙女だもん…」



仕方ないから隣の部屋を用意してやった。



壁一枚の距離…。



芯が隣にいると思うだけで幸せで嬉しくなる。



たまに夜に行くのはアリですか?



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