こんにちは、バカップルです。
アメリカの社長の人望と俺の宣伝は効果絶大だったらしい。



4つのデザイナーから声がかかった。



忙しくなりそうな予感…。



「じゃあ俺行くね社長」

「えぇ、それじゃあまた近いうちに」

「はい」



滞在時間は数時間。



日本で仕事が待ってるから…。



社長に返したスーツ達に泣く泣く別れを告げた。



飛行機の中で会ったのは意外な人物。



「隣?偶然だね、君も今から日本?」

「あははは…大夜さんも多忙ですね」

「本当、忙しいね~」

「彼女寂しがりますよ?」

「だから特定の彼女は作らないの。長く付き合うのはめんどくさいから、付き合っらすぐにプロポーズしちゃうよ僕」



仕事が出来て、センスがよくて。



金持ちで、容姿端麗で、地位も名誉も持ってるこの男。



世の中の女がほっとくわけがない。



「どんな女がタイプですか?」

「涙が似合う子かな?僕のために泣いてもらいたい」

「Sですね…」

「えっ!?そうかな!?」



俺は芯の笑顔が好きだけど。



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