こんにちは、バカップルです。
いや、ちょっとどころじゃなくムカつく。



「司っ!?」

「限界」

「なんで今なの!?」

「なんで拒否んの?」

「だってここソファだし…」

「今は芯チャンのことぶっ壊してぇの。少しだけ黙っててくれる?」



ムカついてたからってのもある。



超頭にきてて…。



感情任せに芯に触れた俺の腕はきっと冷たかったと思う。



「司っ…痛い…」

「待って、もう終わる」



涙目の芯を見て後悔…。



後悔なんてもんじゃない…。



相当重い自己嫌悪…。



「風呂入って来る…」

「司…なんで怒ってるかわかんない…」

「怒ってねぇよ。ごめんな…」



芯はなにも悪くないのに…。



最低だ俺…。



「司!!」

「なにっ!?」

「あたしなにかしたのかな…」

「……ううん。俺がちょっと仕事で疲れてるからで…マジごめんな?」

「少しは…癒された?」

「あはっ!!うん!!芯も入れば?」

「入る!!」



ごめんな芯…。



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