こんにちは、バカップルです。
お酒を飲んでる大夜さんの機嫌の良さそうな顔…。



司となんかあったのかな…。



すると、スッと近づいて来た指があたしの唇を撫でた。



「ソース、着いてた」

「恥ずかしっ…」

「カワイイ」



そのままの指をペロッと舐めた。



なんでそんなにドキドキさせるの?



「だ、大夜さんって何歳ですか!?」

「僕?25だよ」

「もっと大人だと思ってた…」

「老けてるって意味?」

「ち、違います!!だって大夜さんって落ち着いてるから…」



焦るあたしにクスクス笑う大夜さんの上品さ。



すごいな、この人…。



きっといろんな人に好かれるんだと思う。



タバコの吸い方すら映画のワンシーンみたい…。



「あっ、キライだった?」

「いえっ!!」



見とれてたなんて死んでも言えない…。



司とは違う魅力の持ち主…。



「そろそろ出よっか」

「はい!!」



しかも奢られたっ!!



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