こんにちは、バカップルです。
近づいてきた芯が俺の手を取った。



「ヤキモチ?」

「はぁ!?」

「それって妬いてるの!?」

「違うっつーの!!」

「あたしが好きなのは司だよ?」

「知ってる。焦ってねぇし!!全くなんとも思ってねぇから!!マジムカつく!!」

「キャッ!!」

「ヤキモチなんて簡単なもんじゃねぇんだよ!!誰のとこにも行けねぇようにしてやる…」

「ん…」



優しさのカケラもない俺の行動でも芯は笑顔で受け入れた。



そんな顔すんな…。



心臓痛いから…。



本当になにしちゃってんだよ俺は…。



「ごめん…ごめんな…」

「司に触られる…ならなんでもいいっ…」

「痛い?」

「ううん、幸せ…」



今から優しくしよう…。



バカだな俺。



あんなヤツの挑発に乗って…。



「メシ作るからゆっくり休んどけな?」

「あたしも一緒に作る!!」

「いいから寝とけ。疲れてんだろ?」

「大好きっ!!」

「俺も!!」



俺と芯は大丈夫だ。



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