こんにちは、バカップルです。
自分で来たアメリカで実績を残すために頑張る。



俺は世界に伝説を作ってやるんだ。



それまでは突っ走る。



それくらいしなきゃ俺は大夜さんに勝てない気がする…。



あぁ、頭いてぇ…。



「薬ある?」

「また?病院に行きなさい」

「その時間をくださいよ」



マネージャーがアメリカ人になった。



女の敏腕マネ。



住む場所は結構いいとこだし、不満なんてない。



ただ横に芯がいないだけ…。



『僕に縋り付いて泣いてた姿、ツカサにも見せたかったよ』



その言葉が頭をグルグル回る。



大夜さんが俺に言った最後の言葉。



俺は芯を泣かせることしかできない…。



「頭痛っ…」

「ツカサ!?」

「大丈夫、まだ平気…」



この頭痛はきっとストレスだ。



芯が大夜さんと仕事する頃からずっと続いてる…。



なにを優先するべきか俺にはわからない…。



でも仕事は辞めたくないから…。



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