こんにちは、バカップルです。
ごめんな芯…。



そんな芯が俺が住むマンションに来たのは離れて1ヶ月経ったとき。



「来ちゃった!!でも仕事だけど…。泊めてね!?」

「勝手にしろ…」



飛び付く芯を抱きしめてあげられない…。



今は俺じゃダメだから…。



お前を信じることもできないし、芯を突き放した自分を許せない…。



早くどっか行けよ…。



「ちょうどいいや、溜まってるから」

「うん…」

「ベッドルーム、そこ。宿代は高いけど本気で泊まる気?」

「あっ…はい…」



消えたい…。



こうすることで嫌われたらいいのに…。



嫌いになってくれよ…。



「熱っ…。ヤりたかった?」

「司に…触りたかったっ」



泣くんじゃねぇよ!!



泣くなら来るんじゃねぇよ…。



俺なんか忘れればいいだろ!!



「かっ…噛まないでっ!!」

「うっさい。声出すな」

「んっ…」



ごめんな…ごめん…。



< 526 / 622 >

この作品をシェア

pagetop