こんにちは、バカップルです。
俺の撮影を見たいと言う芯を連れてきた。



ちょうどいいや…。



今日は女とだ。



芯が見てる前で口説いた。



「メシくらい行こうよ」

「ご飯だけ?」

「泊めてくれんの?」

「ん~、いいよ!!」



マジか…。



断ってほしかった…。



「芯、今日ひとりで帰れよ」

「うん!!明日は泊まらないから安心して!!でもまた来るね!!」



胸元で揺れるお揃いのネックレス…。



俺があげた指輪…。



俺の芯…。



「待てよ…」

「どうしたの?」

「なんでもない…」

「キスしていい?」

「いいわけねぇだろ…」

「えへっ!!だよね!!じゃあまたね!!」



痛い…。



頭が…。



それよりも心が痛い…。



行くな…帰るな…。



今だけ…。



無意識に走って追い掛けた芯を抱きしめた。



「明日、部屋帰って来い…」

「えっ?」

「宿代、まだ足んないから…」

「わかった!!じゃあまた明日!!」



頭悪っ…。



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