こんにちは、バカップルです。
口説いたモデルとメシを食った。



奢ってやれば満足だろ。



『気がかわったから帰る』



そう言って向かったのはイツキとユウキんとこ。



「悪い、泊めて?」

「はぁ!?」

「頼むっ!!今日は帰れねぇんだ…」

「なんなんだよお前ら…」



ら?



それって…。



「帰るわ…」

「ケンカでもしてんのか?」

「してねぇよ!!じゃあな!!」



聞かれてねぇよな…。



芯に…。



なんでいんだよ!!



マジでなんでいんの?



考えてることが同じなのか…。



あぁ~~~~…。



最悪…。



マジでダサイ…。



部屋に戻ってベッドに飛び込むと、自分のバカさに笑えて来た。



そこまでして離してぇのかよ俺は!!



「アホだなアホ…」



マジダッセェ~~~…。



でも泣かせることしか出来ねぇんだ…。



俺じゃダメなんだ…。



芯、早く嫌いになれよ。



大夜さんとこに行け…。



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