こんにちは、バカップルです。
奏介に話した芯のこと。



有無を言わさずグーでぶん殴られた。



「ダセんだよバカ!!」

「モデルの売りもん殴んじゃねぇよ!!」

「なにがモデルだバカヤロー!!ぶっさいくな顔しやがって!!そんなに地位とかプライドが大事なら恋なんてするな!!」



知らなかった、奏介が熱い男だってこと…。



会う度に発見する奏介の男らしさ…。



「ごめんなさい…」



気迫負けしてそれくらいしか言えなかった。



要も奏介も怒る…。



やっぱり間違ってんのか俺は…。



「司、人を愛するのに資格なんかいらないんだ」

「はぁ…?」

「いいか?泣くってことはお前のことが好きな証拠なんだぞ?」

「えぇ…」

「わかってんのかこのバカ頭っ!!」



いてぇよ奏介…。



でもちょっと目、覚めたかも。



「相手が権力者なら尚更、ぶっ潰すまでよ」

「今日から奏介を神と崇めることにするわ」

「当たり前だボンクラ」

「俺、もう少し頑張る!!」



やっと光が見えたぞ芯。



ちゃんと迎えに行くから。



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