こんにちは、バカップルです。
周りの目なんか気にならないほど抱きしめられて泣いた。



髪を撫でてくれる手が…。



頭にキスする唇が…。



抱きしめてくれる腕が…。



全部愛しい…。



「ツカサ、時間よ」

「なんだよもぅ~!!超いいとこなんだから邪魔すんな…」

「誰のワガママでここに寄ったのかしら?」

「わかったって…。芯、仕事してくるから俺の部屋で待ってて?」



言葉にならなくて頷くしか出来なかった。



なかなか離そうとしない司はマネージャーさんに一喝されて渋々車に戻ってしまって…。



「司、俺も今日は帰るから」

「えっ、要は別にいいよ。芯との時間邪魔されたくないし」

「はぁ!?久しぶりに会った兄弟だろ!!」

「はいはい、じゃあ後で」



そう言って仕事に向かった。



あたし、もう期待してもいいんだよね?



ちゃんと戻ってもいいんだよね?



「よかったな」

「うん…うん!!」



大好きだよ司!!



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