こんにちは、バカップルです。
やっと部屋までたどり着いたからカギを開けずにインターホンを押した。



「大丈夫!?」

「ん、平気…」

「顔色悪いよ!?」

「そ?風呂入りてぇからお湯溜めてくんない?」

「じゃあ座ってな!!」



ソファに座ってまたうとうと…。



今日は芯に癒してもらうって決めてんだ。



だからやる気出さなきゃ…。



「俺の芯チャンどこ?」

「ここ!!」

「来て?」



バスルームから駆け寄ってきた芯をギュッと抱きしめた。



日本に帰したくねぇ…。



「ずっとそばにいたらいいじゃん…」

「あたしは日本に帰らなきゃ…」

「浮気する気だぁ~!!」

「しないよ!!」

「わかんねぇじゃん?芯チャン浮気もんだし…」

「それはごめんってば…」

「へへへっ…」



今のはからかっただけ。



でも思い出したら妬けてきちゃう俺…。



「お風呂にお湯っ…」

「風呂でしよっか」

「や、ヤです!!」



ぶぅぅぅぅ~…。



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