こんにちは、バカップルです。
てっきり司のサポートに回れってことなのかと…。



「じゃあする!!」

「『じゃあ』いらない」

「する!!司と結婚~!!」

「じゃ、デートすっか!!」



司に連れられてアメリカのセレブな街を歩いた。



すごい金持ち臭がする…。



「てへへっ!!」

「なにをたくらんでます!?」

「ここ!!」



えっ!?



本気ですか!?



司がなんの躊躇もなく入ったのはセレブご用達のジュエリーショップ。



まさか…。



「プロポーズしたからには予約しとかなきゃな!!」

「薬指?」

「好きなの選べ~い!!」

「でも司…。お店の人に超怪しい目で見られてるよ…」



『どこの若僧がこんな高級な店に?』



そんな顔されてるってば…。



なのに司は堂々としてるし!!



「俺これがいい!!芯に似合うと思う!!」

「高っ!!司!!また今度にしない!?」

「はぁ!?俺を誰だと思ってるんだね芯チャンは」



司が選んだのは日本円で億を越える店の看板商品みたいな指輪…。



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