こんにちは、バカップルです。
それから芯を部屋に残して着替えながらリビングに行った。



仕事に行くんだろうな、親父…。



「あの~ですね…」

「別にいまさらお前にそういうことすんなとは言いませんから。ってかなにも言うな、気まずい…」

「違うんだって!!マジでそんなつもりで芯と付き合ってんじゃないっつーか…まだしてないし!!って言っても信じねぇよな…」

「信じねぇよバカ」

「うん、今までの俺が悪かったからそれはいい。でも芯とは本気だから…」

「お前が芯チャン連れて来た時からわかってた。大丈夫だ、そんなに信用してねぇから。じゃあな」



おい。



息子に対して酷くねぇか?



マジで信用ねぇんだなぁ~…。



そして親父は絶対母ちゃんにチクるんだ…。



そして笑い話になり…。



あぁ~…からかうんじゃなかった…。



「何やらかしたの?」

「泰司…俺、まだ芯とヤってねぇの…」

「ウソつくんじゃねぇよ司のくせに」

「ですよね…はい、行ってきます…」



弟すら信用してくれないという俺の素行の悪さ…。



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