こんにちは、バカップルです。
中に入ると外と同じくらいのボロさで…。



俺がこんな汚い場所で生活出来るとは思えない…。



「うわっ!!お前ってツカサ!?」

「知ってんの!?」

「おぅ!!お前の服とか超真似してる!!俺要(カナメ)っつーの!!」

「よろしく要」

「多分タメだタメ!!1年だろ!?」



話し掛けられた要。



人懐っこそうで結構カッコイイ…。



爽やかだな要…。



「うっせんだよ!!今案内してんだから後にしな!!」

「あっ、悪い…。じゃあ後で…」



カヨ姉の一喝で離れて行った要…。



相当怖いんだな、この姉さん…。



むしろ姐さん?



「ここがあんたの部屋だよ」

「ふたり部屋!?シェア!?」

「シェアだかなんだか知らねぇけど仲良くしろよ。奏介、コイツが今日から仲間だからな」



チラッと俺の方を見た『奏介』と呼ばれたインテリ系のヤツ…。



超固そう…。



「よろしく…俺…司」

「奏介」

「あっ、うん…」



勉強してんのか…。



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