こんにちは、バカップルです。

それから司が買ってくれたジュースをメルルンと飲んだ。



「俺には!?」

「自分で買え!!」

「稼いでるくせにケチー。司って小さい男～」

「愛斗、あっち帰ったらお前ぶっ潰す!!」

「弱いものイジメ～。俺、司に勝てると思ってないし～」

「じゃあ芯に手出すな!!メルルンあげるから」



そう言ってメルルンを差し出した司。



メルルンの顔はもちろん真っ赤。



「タイプじゃない…」

「あたし泣くよ？」

「泣くのウザイ…」

「マナトってもっと優しい人だと思ってた!!」

「メルルン、それは買い被りすぎ。俺はこんな人間だから」

「好きにさせてやる!!」

「じゃあさ、寝てから考えよっか」

「寝るっ!?」

「体からなんてどう？」



いやいや、それはダメでしょ。



でもメルルン尻軽っぽいもんなぁ～…。



「そんなに……安くねぇんだよバーカ!!」



えぇぇぇぇ!?