トライアングル。
一方、朋希は
一階で父親に話していた。

外に出ようと思っていたのに、
止められてしまったから。

「…なるほどな。」

「せっかく美佑と
付き合えるようになったのに、
自由に行動出来ないんじゃ、
美佑が可哀想だ。
それに、美佑が明るいからって
それが何で発作の原因になるって
決めつけられなきゃなんないのさ。」

朋希は腹を立てていたため、
少し興奮していた。

一気にまくし立てたせいか、
息が切れている。
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