トライアングル。
祈り
一方、美佑は泣きながら
教室に戻っていた。
(トモの馬鹿。何でそんな事言うの!?)
美佑はただ、
朋希と一緒に居たいだけなのだ。
一秒でも長く、一緒に居たい。
それは恋人ならば
誰でも思う事ではないだろうか?
なのに、
朋希の考えが違った事に
ショックを受けていた。
そのまま泣いていると、
涙も枯れて落ち着いてきたので、
帰ることにした。
その時だった。
「美佑ちゃん!!」
「…由乃ちゃん。」
「こんな所に居た。大変なの。
トモくんが倒れて
病院に運ばれちゃった!
一緒に行こう!」
「えっ…!?」
それからは無我夢中だった。
由乃と共にバスへ乗り、
病院まで向かった。
この時ばかりは美佑も
祈らずにはいられなかった。
たとえ喧嘩をしていても。
教室に戻っていた。
(トモの馬鹿。何でそんな事言うの!?)
美佑はただ、
朋希と一緒に居たいだけなのだ。
一秒でも長く、一緒に居たい。
それは恋人ならば
誰でも思う事ではないだろうか?
なのに、
朋希の考えが違った事に
ショックを受けていた。
そのまま泣いていると、
涙も枯れて落ち着いてきたので、
帰ることにした。
その時だった。
「美佑ちゃん!!」
「…由乃ちゃん。」
「こんな所に居た。大変なの。
トモくんが倒れて
病院に運ばれちゃった!
一緒に行こう!」
「えっ…!?」
それからは無我夢中だった。
由乃と共にバスへ乗り、
病院まで向かった。
この時ばかりは美佑も
祈らずにはいられなかった。
たとえ喧嘩をしていても。