トライアングル。
その時、だった。

「朋希!!」

振り向くと、
佑貴が走ってきていた。

(助かった…。)

朋希は内心そう思っていた。

「何やってんだ?」

「別に。佑兄、何の用?」

「あぁ…そだ、これ。
お前、今日忘れてただろ。」

佑貴が薬袋を朋希に渡した。
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