ホントの恋?
しばらくすると目的地に着いた。
場所は、結構名の通った有名なレストラン。
そこで、ご飯をたべた。
「おいしー」
「ほんとか??よかったー」
そう言いながら、あたしを優しく見つめてくれた。
ご飯も食べ終わって、車に乗ると慶太はあたしの行きたい所に連れて行ってくれるといった。
あたしは、海に行きたいって言った。
そしたら慶太は、
「おう!!じゃあー海な」
「わーい」
1時間くらいたって海に着いた。
風が気持ちよくて夜の海もきれいだった。
「なあ、ともか??」
「うん?」
「コレ・・・」
恥ずかしそうに慶太があたしに渡した箱・・・。
「あけていい?」
「お、おう・・・」
箱を開けると綺麗なシルバーピンクのリング・・・。
「これ・・・どうしたの?」
「いや・・・、バイト代入ったから。」
赤面しながら慶太が言った。
嬉しくて、涙があふれてきた。
そんなあたしを見た慶太は、
「あ、ゴメンな!!今、金なくて安もんで・・・」
焦りながら言う。
「ううん、ちがうの嬉しいの」
「ほんと?」
「うん。ありがと」
「いや、全然」