貴方の手で...
堅苦しい式も
おわり。


私たちが初めて
話した屋上へ
向かった。



「俺らってほんと
屋上ばっかだな。」


「そうだね。」


貰った花束を
きのは私に渡してきた。



「これ。あげる。」



「私ももってるよ??」



「いいから。
理由があんの。」




「わかった。」



そういって私は
花束をもらった。




「ちはや。」




「ん??」




「俺さ。3年後の今日
必ず帰ってくるから。」




そのときは
結婚しよう。



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