そのコップは空(ソラ)だった。
≪俺、お前の相棒だもんなー≫
そう言ってくれた。
相棒…憧れの人が相棒になってくれた。
とっても…心強い。
が、しかし問題が起きた。
何時間が経っても女子からノートが帰って来ず
そのまま英語の授業を臨んでしまった。
「次、黒住!訳せ。」
「はーい。」
黒住くんは英文を言い、そのあとから私が訳した訳を言う。
「お前、それ自分で訳したのか?」
「さぁ~?」
「まぁいい。次、須川。」
「・・・・。」
私の番が来てしまった。