そのコップは空(ソラ)だった。



「ちっくしょぉ。須川、やるぞ。」


「はいっ…!」


でも、嫌々だけど引き受ける黒住君は偉い。


さすがだなぁ…。



私も足手まといにならないように頑張らなくちゃ!!



男子たちがケンカをする。



私も…頑張る。



「あっ…あの…!」


私はどうにか彼らの真ん中に入ろうとする。


仲裁しないと…



「あの…ケンカは…やめ…」


「うっせぇ!どけっ!」



ドンッと男子に付き飛ばされる。


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