そのコップは空(ソラ)だった。
一緒のばしょ
家に帰ってくるとお母さんの罵声を浴びた。
「どこ行ってたの?!今まで何してたの?!」
その声に私はちょっとムッとしてしまう。
「私だって…もぅ高校生なんだよ…。」
そう言い残して私は自分の部屋に入った。
なんだろう。
他の子はこの時間に帰ってきたって何も言われないだろう。
だったら私だって・・・。
私のほかの子って何が違うんだろう。
何かが違うってことは分かる。
今のままじゃダメって分かってる。
けど・・・。
私はそのまま眠りに着いた。