そのコップは空(ソラ)だった。


「だから俺の補助として大きな人材が必要だ」


それが…私なの・・・?


「須川、副会長に立候補しろ」


その言葉に私は固まる。


「でも…生徒会選挙は…」


「副会長がクビになった事により臨時選挙が行われる。

勿論、俺はお前を推選する」


そんな…私は…


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