黒か白
〜第2章☆偽り〜
『美由〜!』


早紀が走ってくる。


『見て見て!
これ超可愛くない?』


早紀ゎ持ってきた
ギャル雑誌を
美由の机の上に
広げた。


『これ美由に
似合いそう!』


楽しそうに
早紀ゎ話す。


でも
美由ゎ上の空。


『ねぇ〜
美由ゎ何系の服
着てるの?』


いつもゎ
制服だから
早紀ゎ興味津々。


『別に…』


『そっか!』

早紀ゎ
笑顔で自分の席に
戻って行った。


美由ゎ
窓から
空を見ていた。


おばあちゃん
元気かな…


美由のおばあちゃんゎ
3年前に
亡くなっている。


美由ゎ
だいのおばあちゃん子
だった。


あの頃に
戻りたい…

美由ゎ
ボソッと
つぶやいた。



その時…


『ふざけんなよ!』


派閥争いかと
思えば
相手ゎ早紀。


『てめぇ人の男
とんぢゃねぇよ!』


リーダー格の
志帆が早紀を殴った。


『あっちから
誘ってきたんだし。』


早紀ゎ何故か笑顔。


何度殴られても笑顔。

『志帆の彼氏って
巨乳好きなんだょー。
ぁんた乳小さいからね。』


そうケラケラと笑う。
早紀の本性がでた。
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