黒か白

〜第7章☆麻衣〜

麻衣といると
話にキリがない。


さすが幼なじみ。


『この学校も
近いからって
理由で受けたしね。』

『そうそう。
よく受かったよね。』


麻衣と美由が
楽しく話してるのを
影で見ている人がいた。

早紀だった。

自分ゎ相手にされない
その感情が
怒りに変わった。


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

『やべっ。
次、生活指導の
ゴリだから
先行くゎ。』


麻衣ゎ
立ち上がり
教室に戻っていった。


その時
『キャー』っという
悲鳴と鈍い音が
聞こえた。

麻衣の声だ…


美由ゎ声のした方へ
走った。


そこにゎ
狂ってる早紀が
立っていた。


ふと階段の方を見ると
麻衣が倒れてた。


『麻衣？麻衣？』
揺すっても
声をかけても
反応がない。


足元を見ると
血が流れてた。

調度よく
先生が通りかかった。
救急車で
病院に搬送された。


ひどい出血の為
輸血をした。

手術中の赤いランプが
消えるまで
どの位
かかったのだろう。


医者が出てきた。

『麻衣ゎ？麻衣ゎ？』

『手術ゎ成功しました。
もう大丈夫ですょ。』


その言葉を聞いて
安心した。