時 空 堂

「へーっ。占いの館とかそんな感じ?」

 一人で呟きながら、近くへと寄ってみる。

 開いているのかわからないくらい、暗かった。

「まっ、いいや」

 興味もなく、俺は通り過ぎた。

 そして飲みに行き、散々酒を摂取し、若干千鳥足で、再びこの通りを通った。

 一緒に飲んでいた居た友達も、べろべろに酔っていた。
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