幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
「光里、どしたの?顔真っ赤だよ??」
あたしがたっちゃんのことを驚いたような目で見ていると、突然目の前に玲が現れた。
「うわっ……!!」
あたしは驚きすぎて椅子から落ちそうになった。
というか、あたしはたっちゃんに真実を当てられて、顔が真っ赤になっていたらしい。
どんだけ、あたし顔が赤くなりやすいのよ…。
「…って、あれ…ホームルームは…?」
あたしの言葉を聞いた玲は、溜め息をついてあたしを見た。
「そんなのとっくの昔に終わったよ。
青木君、光里になんかあったの?」
「まあ色々とな」
「…たっちゃんのバカ」
あたしはたっちゃんのことを冷たい目で見た。
冷たい目で見られている本人は、そんなことお構い無しのようだった。
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