幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
…久々のいっちゃんのぬくもり。
あたしはそのぬくもりに包まれながら目を閉じた。
「あたしこそ…心配かけてごめん。
やっぱり、あたしはいっちゃんがいないと生きていけないよ」
「俺も、光里がいないと無理」
いっちゃんはあたしから身体を離すと、顔を傾けてそっとキスをしてきた。
今までの不安、すれ違い、全てをかき消してくれるような優しいキス。
あたしもいっちゃんからの愛情タップリのキスに精一杯答える。
…本当に迷惑かけてごめん。
これからも、ずっと一緒だからね?
キスを続けながらも、あたしの指にあるラブリングがキラキラと光り輝いていた―――
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