幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~



スカイラルグループ。

それは、ショッピングモールやホテルなどを経営している、日本で知らないって人はいないんじゃないかってくらいすごい会社。


もちろんあたしも、よくスカイラルグループが経営してるお店に行く。



…たっちゃんが、そんなすごい人だったなんて!!


ということは、たっちゃんも将来はスカイラルグループを継ぐのかなあ?

想像することできない。



「そういうことだから。

今まで隠しててごめんな?」



たっちゃんがあたしに眉を下げながらあたしに謝ってきた。



「気にしないで!

たっちゃんにも色々事情があったんだろうし」



「ありがとな光里。

じゃ、別荘行こうか」



あたしはたっちゃんに言われるがままに、みんなの後に着いて行った


…でも、よく考えたらたっちゃんはなんでこの学校に入学したんだろう。


彩音高校って公立だし…。

普通お坊ちゃまとかは、いかにもお金持ちの高校行くもんじゃないの?

それとも、あたしの漫画の読みすぎなのかなあ…。


うーん…分かんないや…。



たっちゃんは、自分がスカイラルグループの御曹司ってこと隠してたくらいだから、何かやっぱ事情があるのかも。



でも、今はまだそんなこと聞く状況じゃないよね…?



そんなことを思いながら、あたしは別荘に向かった。



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