幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
「す…すごい……」
あたし達の宿泊するたっちゃん家の別荘は、シャンデリアはもちろん、プールやレストラン、しまいにはミニ遊園地まであった。
…スカイラルグループ恐るべし。
しかも、たっちゃん達の気遣いも凄い。
普通の部員は二人で一部屋なのに、女一人のあたしにはなんと、一部屋丸々を貸してくれた。
その部屋はいかにもあたし好みのシンプルなお部屋。
聞くと、たっちゃんがこういう部屋にしてくれって手配してくれたらしい。
あたしはたっちゃんに心の底から感謝した。
部屋に着いて部屋でたたずんでいると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「…誰ですか?」
「ん?俺」
この声は…いっちゃん?
あたしに一体何の用だろう。
あたしはそんなことを思いながらドアを開けた。
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