幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
別荘に戻ったあたしは、いっちゃん探しに奮闘していた。
かなりの時間、いっちゃんを探しているはずなのに、どこを探してもいなかった。
トイレ行ってるのかな?
でも、それにしては遅すぎる…。
別荘を迷ってるとしても、たっちゃん達に電話してるだろうし…。
散々迷った末、いっちゃんの部屋に行ってみることにした。
いっちゃんは、確かたっちゃんと同室だったよね?
とにかく、いっちゃん達の部屋に行ってみよう。
あたしはいっちゃんの部屋に向かって歩きだした。
―――でも、この選択が間違っていたということに、あたしはまだ気付いていなかった。
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