幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
03━LOVE CALL━
☆光里side
部屋の窓から、眩しいほどの光が差し込む。
あたしはうーん、と背伸びをした。
あっという間に合宿も二日目。
たっちゃんの話によると、今日も海で泳ぐらしい。
…いっちゃんに会うのかあ。
そう考えると、少しだけ胸が痛くなる。
だけど、あたしの些細な行動や表情でいっちゃんを困らせるのは、嫌。
だから、あたしが我慢しなきゃ。
いっちゃんを…信じよう。
いっちゃんがあたしに話してくれる、その時まで。
それに、部員のみんなにもちゃんとあたしの元気な姿を見せないとね。
一応心配かけてる訳だし。
そんなことを考えている間にも時間になった。
あたしは急いで、集合場所に向かった。
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