俺様のち王子。[完]
5、恋心と緊張。
◆唯SIDE
◆唯SIDE
あれから1週間弱。
“好き”という事に気づいてしまった私は、どきどきして神谷と顔も合わせられない。
神谷が視界に1㍉入った瞬間、私はその場所に立って居られなくなり、
………逃げる。
…………そして避ける。
そんなこんなで最初は、目が合うと微笑んでくれていたのが、
私のあからさまな避けに、
今じゃ睨みだ。
そりゃそうだよね?
はぁ、、
わざとじゃないんだけどな、
どんどん神谷が離れてく。
と思った。