Another:ただキミと一緒にいたかった
第5章
俺は
当然学校にも行かなくなった。
冬が過ぎ
クリスマスなんて
まったく関係なかった。
外に出ると
誰かを恨みそうで
幸せにしてる誰かを苦しめそうで
俺は
一歩も家から出なかった。
中学2年が終了した。
春休みになり
暖かいにおいが
部屋に入り込んできたある日だった。
俺は
毎日ネットに釘付けになってた。