双子ちゃんの恋模様


「もちろん。てゆーか、俺が寂しくてしちゃうかも」


ギュッと抱きしめながら言うと深雪はクスクスと笑った。


「なに?」


「んー?やっちゃんと同じ気持ちでいれるなんて幸せだなーって」


「……………」


嬉しいこといってくれるじゃん…。


ギュッとまたさっきよりも強く抱きしめると携帯が鳴った。



「…あ、ごめん。あたしだ」


ちょっと離れて電話をし始めた深雪。



タイミング悪すぎ…。






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