先生にキス〈3〉
「それじゃあ私、帰りますから。そろそろ部活も始まると思いますので。」



「また来週な!」


先生は手を振って私を見送る。


本当に、私…怪しい生徒だってば。



吹奏楽部員ならまだしも、ただの生徒だよ?



まあ担任の先生っていう繋がりはあるけど。



こうやって、周りの視線を気にしながら準備室を出ていくのも、神経使うんだよね。



あ……




怪しい…と言えば…



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