先生にキス〈3〉
「冗談だよ!あのね、部活の先輩。バリバリ片想いなんだけどね。」
少し照れながら話す梗子が、とても新鮮に見えた。
「しかも、私も最初は先輩のこと、あんまり好きじゃなかったんだ…。だけど、部活を一緒にやっていく中で色んな一面を見て…それで気付いたら好きになってたの。」
そうなんだ……。なんか私と似てる…。
まあ私の場合は、“あんまり”どころか“嫌い”だったんだけどね。
「だから、幸歩を見てると、つい応援したくなる。それに、私も頑張ろうって思えるの。いつも幸歩から元気を貰ってるんだ…。」
梗子は単に意地悪してるもんだと思ってた。
でも、そんな風に思いながら、私を応援したり、びっくりするような言葉を耳打ちしたりしてたんだね。
理由聞かされちゃうと、これから怒ったり出来ないよ……。
少し照れながら話す梗子が、とても新鮮に見えた。
「しかも、私も最初は先輩のこと、あんまり好きじゃなかったんだ…。だけど、部活を一緒にやっていく中で色んな一面を見て…それで気付いたら好きになってたの。」
そうなんだ……。なんか私と似てる…。
まあ私の場合は、“あんまり”どころか“嫌い”だったんだけどね。
「だから、幸歩を見てると、つい応援したくなる。それに、私も頑張ろうって思えるの。いつも幸歩から元気を貰ってるんだ…。」
梗子は単に意地悪してるもんだと思ってた。
でも、そんな風に思いながら、私を応援したり、びっくりするような言葉を耳打ちしたりしてたんだね。
理由聞かされちゃうと、これから怒ったり出来ないよ……。