先生にキス〈3〉


「はい、タイムオーバー。」


先生はニヤッと笑うと、私に唇を重ねた。



考える時間少なすぎる!


しかも時間切れで、どうしてキスしちゃうの!?



関係ないでしょ!?



先生が唇を離すと、私はびっくりして固まってしまった。



「和丘の負けな。じゃあ、約束どおり部屋に入る権利獲得させてもらったから、よろしく!」



う〜っ……



またしても、先生のペースに巻き込まれちゃったよ〜!!



先生には適わない……。



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