先生にキス〈3〉
「和丘、意地悪なこと言おうとするのは良くないぞ?」



「先生に言われたくありません…。」



先生は人のこと言えないでしょ?


「そんなに俺、意地悪かなあ?」



は?何を今更。



「かなり意地悪です…。」


私がそう言うと、先生は抱きしめていた手を緩める。


「じゃあ、もっと意地悪になってやろうか?」



先生は私の頭の後ろに手を回すと、唇を強く重ねてきた。



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