先生にキス〈3〉
「キャッ…先生!」


私は先生の胸の中に顔を埋めながら、もがこうとしてみるものの、無駄な抵抗…。



まあ、カーテン揺らして見つかったらマズいのは私も先生も同じ…。



こうなったからには、このまま静かに先生の胸の中で……



でも、心臓の音がめちゃくちゃうるさいよ…。




廊下を走る音は、近づいて来て扉をガラリと開ける。



ん??


………でも、うちのクラスじゃないみたい…。


ちょっと音が遠いから、隣のクラスかなあ……?



はぁ……まずは、ひと安心かな。



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